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バリエーション

せっかく神々、神話、怪物、恐竜のカテゴリーを作ったので、民生じゃないほうのユニコーンのシルエットをアップしました。 昔の人はこういう馬の頭に一本角が生えている生物がいたと思ってたんだよね。そりゃー他にも角がある生物はたくさんいるし、いると思っても不思議では無いんだけどさ。ユニコーンがいたと思っていた証拠に角の薬がアニコーンという名前で中世には珍重されていたらしい。 記録では江戸時代にはもう日本にも入って来ていて新井白石がユニコールという薬で一命を取り留めたとか。結構すごい逸話が残っているもんだね。結局ユニコーンの角という触れ込みで出回った薬アニコーンの正体は、イッカク鯨の角だったみたい。多分粉の状態だと思うので、何の生物の角でもだませるんだと思うけど、同じ一角獣の角を使った律儀さにビックリ。 もっとも個人的には、馬に角が生えた生物がいるより、鯨に角が生えている生物がいるほうが衝撃的だけどね。